ディスク拡散法は、細菌成長の様子を画像で確認できる唯一の抗菌薬感受性試験であり、微生物学者が培養純度、不均一な成長、コロニー形態および抗菌性を検出し、抗菌治療をより迅速に適用させることができます。Radian®は、自動化処理にによって、マニュアル作業によるディスク拡散のデメリットを解消すると同時に、本来のメリットも維持しています。
他のモジュールと組み合わせることで、Radian®は臨床微生物検査の自動化の限界を押し広げ、臨床医が治療上の判断を迅速に下せるようサポートします。
Colibrí™がASTチューブ**の準備を行い、WASP®が適切な画線塗布を行い、WASPLab®の画像システムとアルゴリズムが専門的な解釈を可能にします。
効率化、拡張性、コスト削減、処理時間短縮、リソースの適切化ラボオートメーションへの移行は、ラボの将来的な見通しに対する視点を変える抜本的な第一歩です。
オートメーション化計画無くして一流のラボは存在しません。
Radian® In-Line Carouselは、WASP®やWASPLab®の処理能力を損なうことなく、抗菌感受性試験におけるディスク拡散用専用プレートを併設したコンベアで受け取ります。
Radian® In-Line Carouselは、50ポジションATBホイールと1~8枚のディスク配置プロトコルにより、ディスク拡散法における高い柔軟性を実現し、高精度かつ標準化された検査作業を可能にします。
明解で直感的に使用できる写実的なインターフェースを通じて、オペレーターは様々なデータをすぐに参照でき、レポートを迅速に作成し、そしてRadian® Expert Systemを自律的にカスタマイズすることができます。
WASPLab® WebApp、Radian®そしてLISを統合することで、データのトレーサビリティーと管理効率を最大化し、疫学研究だけでなく、日常業務のサポートにも役立ちます。
迅速抗菌感受性試験ルールを自動化したワークフローに統合することで、Radian®はより短時間で患者に適切な治療方法を導き出すことができます。迅速抗菌感受性試験ルールを適応することで培養時間を4時間程度に短縮することができます。
患者へのケアの適切化だけでなく、労働力やコスト削減の面でもどれほどのメリットをもたらすか、想像してみてください。
Radian® In-Line CarouselとRadian®エキスパートシステムがどのようにラボのルーチンワークに統合されるかをご理解いただくために、従来のASTワークフローと迅速血液培養ワークフローをスワイプで見てみましょう**。
COPANが提供する最高品質の採取および輸送デバイスを使用してください。
WASP®とWASPLab®で、検体処理プロセスの自動化をはじめましょう。
PhenoMATRIX® TAGとColibrí™を組み合わせ、培養物の分析、適切なコロニーへのタグ付け、AST用懸濁液の調製を行います**。
WASP®に戻って、特定のタスクに特化したループとパターンで自動画線塗布を行います。
Radian® In-Line CarouselがATBディスクを配置し、WASPLab®による培養と画像解析の準備が整いました。
Radian® Expert Systemがデジタルプレートを分析し、標準的なEUCASTまたは独自のカスタムルールに従って阻止円測定値を解析します。
これで完了です。そのまま検証しても結果をアレンジしても構いません、ワンクリックでLISに送信できます。
血液培養で陽性となったサンプルをCopan BC+™に移します。
BC+™をWASP®に直接セットして、定められたパターンで画線塗布することができます。
Radian® In-Line Carouselが選択されたプロトコルに従って自動的にディスクを拡散します。
培養用のEUCAST Rapid Rulesを適用し、WASPLab®がプレートを異なる時間ごとに画像化します。
Radian® Expert Systemは、Rapid EUCASTまたは独自のカスタムルールに従ってて阻止円測定値を解析します。
これで完了です。そのまま検証しても結果をアレンジしても構いません、ワンクリックでLISに送信できます。