ニュース

毎年、全世界で3,000万人が血流感染症に罹患しています。血流感染症は、抗生物質に耐性のある細菌によって引き起こされることが多く、死亡率は最大で30%に至ります。このような症状の患者にとって、診断までの時間を短縮するということは、単に良いサービスを提供するということにとどまらず、適切な治療を迅速に開始することにより、短期的な死亡率を低下させます

そのため、採血から診断までの間に発生する複雑かつマルチタスク型の作業工程を少しでも改善することができれば、命を救うことにつながります。

Radian®は、WASPLab™ で画線接種したプレートへの感受性ディスクの配置、自動培養、デジタル画像処理、抗菌薬感受性試験の解釈を自動化することで、医療従事者のASTタスク作業を軽減する弊社のフルラボオートメーションエコシステム統合モジュールです。

そして今回、私たちはRadian®をさらに改良し、Radian® BCをご紹介することができます

現在利用できるどのASTオートメーションデバイスとも異なり、Radian® BCは陽性血液培養サンプルの培養時間を最短4時間に短縮します。血流感染症の患者の血液培養時間を4分の1に短縮することで、Radian® BCは専門家に類を見ない迅速な診断評価を提供し、それぞれの患者を対象とした抗菌療法による早期介入へと導きます。詳しくは専用ページをご覧ください。