WASPLab®、PhenoMATRIX®やPhenoMATRIX® TAGの高解像度デジタル画像機能を搭載した人工知能アルゴリズムは、コロニー成長、形態、色、溶血反応を分析し、陰性プレートを自動的に分別し、陽性プレートを整理して、クリック一つで技術者が検証できるようにします。
Colibrí™は、画期的なロボティクスの精度、校正技術とデジタル画像を組み合わせた装置です。
デジタルプレートを分析し、ピッキングに適した重要なコロニーを自動的にマークして、Colibrí™にどのように行動すべきかを指示するPhenoMATRIX® TAGと完全な相互性があります。
PhenoMATRIX®の最大の特徴は、専門家が各々持つノウハウと他に類を見ないデジタルソリューションを組み合わせることができる点です。
陰性プレートに費やしていた時間を短縮し、陽性プレートに時間を割くことで、全体の作業時間を大幅に短縮することができます。
PhenoMATRIX®を使った簡単なコマンドで、すべての推定陰性の検体試料を検証することができます。WASPLab®がプレートを培養装置から廃棄物として移動させる作業を自動で行います。
固定ルールやカスタムルールなど、苦労して得たベストプラクティスを1つのソフトウェアに集約させることで、マニュアル処理による分析のばらつきを無くすことができます。
最も重要なことにリソースを集中させることでスタッフの能力を最大限に引き出し、患者に最高のサービスを提供することができます。
WASPLab®の標準化された培養時間により、通常ではラボが稼働できない夜間を有効活用することができます。既に仕分けされたプレートを検証することから一日をスタートすれば、その日のうちに診断結果を出すことができます。
プレートの分析はPhenoMATRIX®の第一の仕事です。その高度なデジタル画像解析アルゴリズムは、プレートの主要な特徴を分類し、微生物学における最も適切な解析を可能にします。
システムとLIS間の相互通信によって、関連するすべての臨床データが分析できるようになり、微生物学者が効率よく、患者目線に立った臨床判断ができるようにサポートします。
PhenoMATRIX®は、人工知能アルゴリズムやLISデータを組み合わせて最終的に分析し、そこにラボ独自のルールも適用することで、柔軟性があり、ニーズに応じてカスタマイズされたワークフローを実現します。
成長したコロニーの座標や形態を理解することで、PhenoMATRIX®TAGは、指定された解析ルールに基づいて、各コロニーに適切な後処理を自動的に検出します。
PhenoMATRIX®はその結果を TAGColibrí™に送り、実行すべき特定のタスクを伝えます。Colibrí™にプレートスタッカーを挿入してあとは待つだけです。