採取、輸送から検体処理まで。Copanのリキッドベースのアプローチは、プレアナリティクス(分析前処理)において重要となる二つの過程において成功のカギをにぎっています。一つ目は、検体放出性能を最大化し、固体、半固体そして粘性のある検体を液化することで、液相の利点を活用していること。もう一方で、液相検体の性能を最大限に引き出す技術的な特徴に焦点を当てることで、WASP®が最大のパフォーマンスを発揮できる点です。
WASP®第一世代の設置から最新のWASP®導入例まで、私たちは微生物学関連コミュニティにおけるお客様の声に耳を傾けつつ、パートナーとしての努力を惜しみません。このようにして、世界中の何百もの検査機関から信頼と信用を寄せられています。
WASP®は、臨床細菌学における検体試料調製を自動でサポートしてくれます。
WASP®は、業界におけるベストプラクティスを活用し、10年以上にわたり、市場でのプレゼンスを確立してきました。培養物の解析というより重要な業務に検査技師が専念できるよう、オートメーションを通じて検査技師と相乗効果をもたらします。
連続的かつランダムなローディングにより、ワークフローの途絶を回避します。WASP®は、LISと接続することで正しい後処理を判別し、他のやりとりを必要とすることなく作業を完了させます。
LISデータ統合、バーコードリーダーや搭載されたプリンター機能により、検体*やプレート、顕微鏡用スライド、培養液など後処理工程の完全なトレーサビリティを実現します。
どのようなプロセスでも同等に、それぞれの作業は正確に定義されています。WASP®はラボのワークフローを推進、管理、理解、適切化するための新しい枠組みを設定します。
40種類以上の画線塗布パターン、菌接種を行う異なるサイズの両端再使用可能な金属製のループ(1ul、10ul、30ul)を搭載。すべての機能はLISによって管理され、画線塗布パターンや適切なループを自動選択し、変更することが可能です。
HEPAフィルターシステムと落下防止技術ソリューションは、二次汚染のリスクを最小限に抑えるためのWASP®の重要な特徴です。
増菌ブロス接種や顕微鏡用スライド準備を自動化するモジュールを統合することで、ワークフロー管理体制を強化できます。
WASP®はフルラボオートメーションに向けたエコシステムにおける最初の構成要素に過ぎません。Microbiology 4.0 とは、進歩と技術力を指し示すの同義語です。WASPLab®はWASP®に直結しており、微生物学のデジタル化への第一歩となっています。